現在では、正社員やアルバイトだけでなくさまざまな雇用形態が存在します。
これはメリットでもありますが、自分に合った働き方を選択できなければ損をしてしまう可能性があります。
今回は、数ある雇用形態の中でも意味が曖昧になりやすい「業務委託」と「派遣」の違いについて解説していきます。
▼業務委託とは
業務委託とは、雇用契約を結ばずに業務を引き受ける雇用形態です。
報酬や納期などを企業と相談したうえで、納期までに成果物を納品します。
また、業務委託には請負契約と委任契約の2種類があります。
■業務委託のメリット
業務委託は、成果物に対して報酬が支払われるので、働く場所や時間は自由です。
毎日決まった時間に出社する必要もなく、基本的に1人で業務を進めることができます。
▼派遣とは
派遣とは、派遣会社と雇用契約を結んで人材を求めている会社で働く雇用形態です。
業務の遂行に対して報酬が支払われるので、基本的に勤務時間と報酬が比例します。
派遣契約には、一般派遣契約・特定派遣契約・紹介予定派遣契約の3種類があります。
■派遣のメリット
派遣は希望条件に合った場所で働きやすく、成果の有無は問われません。
そのため、自分のライフスタイルに合った働き方ができるでしょう。
▼業務委託と派遣の違い
業務委託は、成果物の納品を目的とした雇用形態です。
一方、派遣は人材の確保を目的としています。
▼まとめ
業務委託は雇用契約を結ばないのに対し、派遣は派遣会社との間に雇用契約を結びます。
また、業務委託は成果物の納品を目的とし、派遣は人材の確保を目的としています。