どの仕事でもトラブルが発生する可能性があります。
運送業でもさまざまなトラブルが起こりうるので、運送業に携わるうえで事前に内容を把握しておく必要があります。
そこで今回は、運送業で起こりうる配送トラブルについて解説していきます。
▼運送業で起こりうる配送トラブル
■荷物の破損
運送業で最も多い配送トラブルが、荷物の破損です。
車で配送していると、揺れや傾きによって荷物に衝撃が加わります。
その衝撃が大きいと、外箱が潰れたり、中の物が破損してしまう可能性があります。
■荷物の紛失・遅延
荷物の紛失は、受取人から配達されていないと連絡がくることで紛失が発覚することが多いです。
運送会社内で見つかることもありますが、見つからない場合は配送までにさらに時間がかかり、トラブルに発展してしまうことがあります。
また、指定した時間に荷物が届かないと受取人から連絡がくることもあります。
これは、運送会社側の確認漏れであるケースが多いです。
■誤送
ドライバーが伝票の住所を読み間違え、間違った住所へ配達してしまうことがあります。
すぐに気づけば再配達まで時間はかかりませんが、誤送から時間が経った場合は再配達までに時間がかかるのでトラブルに発展しやすくなります。
▼トラブルを防ぐポイント
トラブルを完全に防ぐのは難しいですが、やりとりを書面で残すクセをつけておくことで、大きなトラブルに発展することは少なくなるでしょう。
言葉のみでやり取りをすることが多いですが、これでは証拠がなくトラブルが起こった際に解決しにくくなります。
そのため、必ずやりとりを書面で残して証拠を残しておくようにしましょう。
▼まとめ
運送業では、荷物の破損・荷物の紛失・遅延・誤送などのトラブルが多く見られます。
そして、トラブルを大きくしないためには、やりとりを書面に残すことが大切です。